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日本とバングラデシュの科学教育カリキュラム、教科書、教室実践の比較

研究課題

研究課題/領域番号 23KF0260
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分基金
応募区分外国
審査区分 小区分09080:科学教育関連
研究機関広島大学

研究代表者

清水 欽也  広島大学, 人間社会科学研究科(国), 教授 (70325132)

研究分担者 UDDIN MOHAMMED  広島大学, 人間社会科学研究科(国), 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2023-11-15 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2025年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2024年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2023年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
キーワードバングラデシュ / 初等理科 / カリキュラム比較 / 教室実践比較
研究開始時の研究の概要

我が国による教育協力が進んでいるバングラデシュにおいて、どの部分が文化を越え同国に移転されているのかを確認することにより、両国の科学教育の普遍性を同定する。具体的には教科書の記述、カリキュラムの構成、教室実践などを定量的、定性的に分析することにより、両国における科学教育の共通性や相違点を確認する

研究実績の概要

今年度は、①バングラデシュにおける理数科教育協力の経緯を探ること②国際協力機構やプロジェクト担当したコンサルティング会社へのインタビューによる情報収集、および広島で開催される国際会議への参加を予定していた。
①については、日本の理数科教育の影響のが与えられ始めたのが、2004年のJICAプロジェクトであり、当初は教員研修の改善からであり、それに伴ってティーチングパッケージ(Teaching Package)の開発から始まっており、その後、2010年からは全国展開、2019年からはカリキュラムの改訂や教科書の改善、教員研修用の教材の開発などについて日本人専門家のインプットがなされてきていることが文献調査から明らかとなった。
このことを検証するために②のコンサルティング会社への訪問を予定していたが、実現できていない。また、③の研究発表については、スケジュールが合わず実現できなかった。代替手段として次年度にロンドンで行われる国際学会で研究発表しその成果についてレビューを行うこととした。
ただし、次年度以降に予定していた日本語で記述されている小学校理科教科書を収集し、また日本の初等理科カリキュラムを示した学習指導要領についてWeb上から入手した。現在Google翻訳を活用し英訳・ベンガル語訳を進めているところである。また、現在、バングラデシュにおいて注目されつつある形成的評価についても関連する資料を収集している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究代表者が兼任職にあったのと、来日が遅れたこともあって当該年度は文献資料の収集および翻訳にとどまっている。バングラデシュ側においてはカリキュラムフレームワーク、教科書、日本側については学習指導要領およびその解説について収集した。

今後の研究の推進方策

次年度は収集した資料の翻訳・分析を中心に行う。Google 翻訳を活用し、両国のカリキュラムや教科書の分析を進めていく。特に、カリキュラムのシークエンスについて両国の共通点や相違点を明らかにしていく。
また教科書についてはその構成、探究プロセスとの適合度などを比較している。
これらカリキュラム・教科書の比較ののち、実際に両国の授業をビデオ録画し比較を行う。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-11-17   更新日: 2024-12-25  

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