研究課題
特別研究員奨励費
本研究は、バイオマスからレブリン酸(LA)の製造において、副生成物を再利用することで、物質・エネルギー循環型プロセスの新規開発を行う。従来別々に設計されていた反応・分離・精製のプロセスを一貫して開発することで、分離工程の負荷軽減を目的とした反応工程を開発する。具体的には、これまで副生成物の分離に多大なエネルギーを要するために廃液とされていたギ酸を反応工程の触媒として再利用し、低環境負荷な金属塩化物触媒を加えることで、LAの収率向上とLA製造時の負荷低減の両立を目指す。