研究課題
特別研究員奨励費
本研究の目的は、3次元トポロジーの動機から近年導入された量子モジュラー形式という数論的対象について、①数論的に扱いやすい特徴付け ②3次元トポロジーと関連する諸予想の解決 ③数論的諸性質の解明 の三点を行うことである。これにより新時代の対象である量子モジュラー形式の研究が今後発展していく上での基礎が与えられ、その結果として数論やトポロジーなどの分野間交流が現在よりも活発に行われることが期待できる。