研究課題/領域番号 |
23KJ2115
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
岸田 広平 関西学院大学, 文学部, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2023-04-25 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 子ども / 認知行動療法 / 社会実装 / メンタルヘルス |
研究開始時の研究の概要 |
近年、子どもたちのメンタルヘルスの悪化が大きな社会問題となっている。本邦では、それらの社会課題に対して、エビデンスに基づく心理療法の1つとして、認知行動療法の有効性が確認されてきている。残された大きな課題は、この有効な治療法をより広く社会に届ける社会実装の推進である。本研究では、子どもに対する認知行動療法を社会実装するための基盤研究として、支援を必要とする親子がアクセス可能な情報公開プラットフォームを構築し、子どもに対する認知行動療法を提供する治療者訓練プログラムの開発と有効性の検証を行う予定である。
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研究実績の概要 |
近年、子どもたちのメンタルヘルスの悪化が大きな社会問題となっている。本邦では、それらの社会課題に対して、エビデンスに基づく心理療法の1つとして、認知行動療法の有効性が確認されてきている。残された大きな課題は、この有効な治療法をより広く社会に届ける社会実装の推進である。本研究の目的は、子どもに対する認知行動療法を社会実装するための基盤研究として、支援を必要とする親子や支援者および治療者がアクセス可能な情報公開プラットフォームを構築し、子どもに対する認知行動療法を提供する治療者訓練プログラムの開発と有効性の検証を行うことであった。2023年度(1年目)は、子どもの認知行動療法に関する情報収集および学会での発表を中心に実施し、情報公開プラットフォームの構築を進めた。具体的には、日本不安症学会(学校ベースの認知行動療法に基づくメンタルヘルス予防教育)、日本心理学会(子どもの不安に対する認知行動療法)、日本認知・行動療法学会(子どもの反抗挑発症に対する認知行動療法)、日本認知療法・認知行動療法学会(子どもの不安症と抑うつ症に対する認知行動療法)において、ポスター発表およびシンポジウムでの発表を実施した。日本不安症学会での発表は、「第15回日本不安症学会学術大会 若手優秀演題賞」に選定された。さらに、一般社団法人青少年のための心理療法研究所と連携し、子どもの認知行動療法に関する対面式交流イベント(JICAP EXPO)やオンラインセミナー(学校でみんなで取り組む認知行動療法プログラム)を企画・実施し、治療者や支援者に対する情報公開プラットフォームの構築を予定通り進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2023年度は、当初の計画通り、情報公開プラットフォームの構築を進めた。以上のことから、本研究はおおむね順調に進展していると判断できる。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度(2年目)以降は、治療者や支援者を育成するための訓練プログラムの開発を進め、より多くの支援者や子どもたちに認知行動療法を届けるための研究を進める予定である。
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