研究課題
国際共同研究加速基金(海外連携研究)
世界的最重要課題である貧困削減を実現するためには、「貧困の罠(家計が自力では貧困から抜け出せない状態)」のメカニズムを解明する必要がある。具体的には、(1)どのような条件の場合に罠が現れ、そして(2)それが長期にわたり続くのかという問いに答える必要がある。本研究ではアジア(フィリピン、バングラデシュ、インド)とアフリカ(ザンビア)の長期家計パネルデータを貧困の罠の分析に適した形に整備・拡充し、国際比較分析を行うことで(1)と(2)に答えることを目指す。