持続可能な養殖ビジネスの行動経済学的アプローチ：途上国における社会実験

• 研究課題/領域番号: 23KK0029
• 研究種目: 国際共同研究加速基金(海外連携研究)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分7:経済学、経営学およびその関連分野
• 研究機関: 立命館大学
• 研究代表者: 宮田 幸子 立命館大学, 経営学部, 教授 (10646764)
• 研究分担者: 関 麻衣 立命館大学, 経済学部, 准教授 (70771468) ; SUR PRAMOD・KUMAR 立命館大学, 食マネジメント学部, 准教授 (30845037)
• 研究期間 (年度): 2023-09-08 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 19,760千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 4,560千円); 2027年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円); 2026年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2025年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円); 2024年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
• キーワード: Behavioral economics / ランダム化比較試験 RCT / Social experiment / 情報ナッジ nudge / 同調圧力 Peer Pressure

研究開始時の研究の概要

本研究は、途上国のダム貯水池において、持続的な水資源管理と過剰な養殖ビジネスの共存のあり方をフィールド実験を用いて明らかにする。養殖事業主に情報ナッジによる介入を用いてランダム化比較試験を行い、養殖ビジネス規模への影響を検証する。
また、20年間収集した家計パネルデータを拡張し技術の長期的な普及と撤退要因の緻密なミクロ実証分析を行う。その上で、養殖技術の継続・退出の長期的な個人の意思決定の要因を明らかにする。以上、国際チームと現地行政が協力し政策課題に関するフィールド実験を設計し社会実装する事で、エビデンスに基づく政策提言を目指す。若手研究者が参加し、アジアの研究連携ネットワークの形成を目指す。