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災害多発・脆弱地域における次世代のヘルスリテラシー向上:クリエイティブヘルス介入

研究課題

研究課題/領域番号 23KK0045
研究種目

国際共同研究加速基金(海外連携研究)

配分区分基金
審査区分 中区分9:教育学およびその関連分野
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

後藤 あや  福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 特任教授 (00347212)

研究分担者 岡部 聡子  郡山女子大学, 家政学部, 教授 (10551129)
郡山 千早  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (30274814)
小橋 友理江  福島県立医科大学, 医学部, 助教 (50980752)
研究期間 (年度) 2023-09-08 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
20,800千円 (直接経費: 16,000千円、間接経費: 4,800千円)
2026年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2025年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2024年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2023年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
キーワードヘルスリテラシー / 母子保健 / 国際保健 / 健康教育 / 人材育成 / 小学生 / 災害
研究開始時の研究の概要

災害対応が脆弱かつ災害多発地域であるアジア・アフリカ4カ国(カンボジア、インドネシア、ベトナム、ルワンダ)を対象に、日本がつなぎ役となり、保健医療従事者となる若者と地域の子ども達が協力して、主体的に健康と地域とのつながりについて考えられるヘルスリテラシー(健康情報を理解して使う力)の向上を目指す。各フィールドの大学や学校と協力して、医学、栄養学及び芸術を融合したクリエイティブヘルス健康教育を実践し、量的分析、質的分析及び社会学の手法を用いて複視的な効果評価を行うとともに、クリエイティブヘルスの大学と地域連携型推進マニュアルを作成する。

研究実績の概要

災害対応が脆弱かつ災害多発地域であるアジア・アフリカ4カ国(カンボジア、インドネシア、ベトナム、ルワンダ)を対象に、日本がつなぎ役となり、保健医療従事者となる若者と地域の子ども達が協力して、主体的に健康と地域とのつながりについて考えられるヘルスリテラシー(健康情報を理解して使う力)の向上を目指す。各フィールドの大学や学校と協力して、医学、栄養学及び芸術を融合したクリエイティブヘルス健康教育を実践し、量的分析、質的分析及び社会学の手法を用いて複視的な効果評価を行うとともに、クリエイティブヘルスの大学と地域連携型推進マニュアルを作成する。初年度の主な成果を以下に挙げた。【教材】本健康教育は3つのワークショップ(BODY・FOOD・ACT)で構成される。先行研究の経験に基づき、デザインの専門家と検討を重ね、コアプログラムの日本語教材を作成。【日本】先行研究でクリエイティブヘルスに参加した教員の経験について、質的分析をした論文を投稿中。また、BODYとFOODのみを実施した学校と全てのワークショップを実施した学校を比較した論文を投稿中。【インドネシア】ACTの評価論文を作成中。BODYのオンラインの実施を、大学生を中心に計画中。【カンボジア】現地の高校生と日本の高校生・大学生が協働して作成したカードゲームを試験実施。大学で研究検討会を開催し、研究計画を立案。【ルワンダ】BODYのオンライン研修に参加した現地大学生(現在は医師)と日本の大学院生が協働して、BODYを実施。論文作成中。【ベトナム】大学生が現地で情報取集を行い、メールで今後の活動について計画中。【連携と広報】全フィールド関係者が参加したオンラインのキックオフ会議を開催。関係者間の情報共有のため、大学生と協力してホームページを開設。活動や成果をニュースレターで随時報告。ハーバード大学で活動報告セミナーを開催。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

計画通りコアプログラムの教材のデザインを行い、キックオフ会議後、大学生と協働してインドネシア、カンボジア、そしてルワンダで活動を進めている。先行研究ではフィールドに含まれなかったベトナムについては、活動を計画中である。予想以上の成果としては、初年度からハーバード大学で活動報告セミナーを開催できた点である。また、学術面では論文作成が進んでおり、広報面ではホームページを開設して、2年目から予定していたニュースレターも開始した。

今後の研究の推進方策

次年度の計画は以下のとおりである。
【教材】コアプログラムの英語教材を作成。【日本】ワークショップを継続するとともに、これまでに実施したワークショップの長期評価と、参加児童の保護者の意見の分析を実施。【インドネシア】BODYの実施・評価を行い、データを分析。【カンボジア】カードゲームの活用を継続するとともに、大学生対象にワークショップを実施。【ルワンダ】FOODを現地に適応してワークショップを実施。【ベトナム】オンライン研修を実施。【連携と広報】全フィールド関係者が参加するオンライン活動報告会を開催。ホームページとニュースレターによる活動報告を継続。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (10件)

すべて 2024 2023 その他

すべて 国際共同研究 (5件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件) 備考 (2件) 学会・シンポジウム開催 (2件)

  • [国際共同研究] ランカスター大学(英国)

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [国際共同研究] ディポネゴロ大学(インドネシア)

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [国際共同研究] FIDR/クラチェ大学(カンボジア)

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [国際共同研究] ルワンダの教育を考える会(ルワンダ)

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [国際共同研究] ホーチミン市医科薬科大学関連病院/ホーチミン市医師会(ベトナム)

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] Technological innovation in international training and advancing health services: Two cases during the COVID-19 pandemic2023

    • 著者名/発表者名
      Benski C, Goto A, et al.
    • 学会等名
      40th Anniversary Takemi Symposium in International Health
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 国際学会 / 招待講演
  • [備考] Health Information

    • URL

      https://aya-goto.squarespace.com/

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [備考] Creative Health

    • URL

      https://fmucreativehealth.wixsite.com/creative-health

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会・シンポジウム開催] Working with Children to Promote Health Literacy2024

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会・シンポジウム開催] Working with Children and a Wider Community to Promote Health Literacy and Risk Communication2024

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-09-12   更新日: 2024-12-25  

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