研究課題
国際共同研究加速基金(海外連携研究)
超高エネルギー宇宙線観測のためには、高エネルギー宇宙線が地球大気内で生成する空気シャワー発達の理解が不可欠である。高エネルギー宇宙線と地球大気の衝突を再現する陽子ー酸素原子核衝突が2024年にLHC加速器で予定されている。このときに最前方領域に生成される粒子をLHCf検出器で測定した結果と、TA-TAIL検出器による宇宙線空気シャワー観測結果と比較することでミューオン過剰問題への寄与を明らかにする。