気候の年々変動と極端気象がパナマ運河流域水循環に与える影響の要因解明

• 研究課題/領域番号: 23KK0077
• 研究種目: 国際共同研究加速基金(海外連携研究)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分22:土木工学およびその関連分野
• 研究機関: 気象庁気象研究所
• 研究代表者: 仲江川 敏之 気象庁気象研究所, 応用気象研究部, 室長 (20282600)
• 研究分担者: ACIERTO RALPH 国立研究開発法人土木研究所, 土木研究所(水災害・リスクマネジメント国際センター), 専門研究員 (20771067) ; 村崎 万代 気象庁気象研究所, 応用気象研究部, 主任研究官 (30354509) ; 牛山 朋来 国立研究開発法人土木研究所, 土木研究所(水災害・リスクマネジメント国際センター), 主任研究員 (50466257)
• 研究期間 (年度): 2023-09-08 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 19,630千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 4,530千円); 2028年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2027年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2026年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2025年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円); 2024年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円); 2023年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
• キーワード: 降水量 / パナマ / 気候変動 / 水資源量 / サプライチェーン

研究開始時の研究の概要

本研究では、まずパナマ運河流域における精度の高い流域雨量推計のための水文気象観測ならびに過去の気象レーダーを含む水文気象観測データ収集を行い、グリッド降水量データを開発し、再解析データからの地域気候モデルを用いて地域詳細化（ダウンスケーリング）データを開発して、３次元水文気象データを開発することで、高時空間解像度の水文気象データセットを構築する。開発されたデータセットを基に、パナマ運河流域の水循環の変遷の要因を、１）気候指標による過去の洪水・渇水の要因解明、２）人間活動を含めた水循環変動の要因解明、３）洪水イベントの気象解析、の3つの視点から明らかにする。