研究課題/領域番号 |
23KK0116
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(海外連携研究)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分40:森林圏科学、水圏応用科学およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
庄子 晶子 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (30792080)
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研究分担者 |
新妻 靖章 名城大学, 農学部, 教授 (00387763)
西澤 文吾 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 水産資源研究所(横浜), 研究員 (10838973)
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研究期間 (年度) |
2023-09-08 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
21,060千円 (直接経費: 16,200千円、間接経費: 4,860千円)
2027年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2026年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2025年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2024年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 海洋汚染 / 北太平洋 / 船上センサス / 同位体分析 / 水銀 / 海鳥 / 低次捕食者 / 安定同位体比 / バイオロギング |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、起源推定が可能である水銀輸送に焦点を当て、(1)輸送元と輸送経路及び輸送先を特定し、海鳥類による水銀輸送の実態を解明して影響評価を行うとともに、(2)海鳥類をモデル生物として、大気循環や海流に起因する大陸間輸送による水銀の海洋への影響について、水銀拡散モデルを太平洋全域で構築することで陸上の生態系への影響も検出する手法を開発することを目的としている。
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研究実績の概要 |
本研究課題は令和5年9から始まったため,令和5年度の研究期間中には野外調査を予定されていなかった。今後の進め方について参画メンバー及び海外研究協力者らで話し合い,研究方針及び具体的な研究計画と調整に関わる議論を重ねた。連携相手である海外研究協力者(Kyle Elliott教授,マッギル大学,カナダ)とは,オンライン会議ツールを用いて調査計画や分析計画について相談し,さらに本研究課題により日本に招聘した。日本滞在中には研究について議論するとともに,招聘研究者の研究室メンバー(大学院生及び研究員),本研究課題に参画しているメンバー及びその指導学生,研究員が集まり,筑波大学内で合同研究セミナーを実施した。また,本研究に関わり,Elliott氏のコネクションを通じて米国FWSおよび韓国の研究チームと新たな国際共同研究を締結した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
当初計画した通り,次年度以降の野外調査,船上センサス計画,分析計画について打ち合わせとその準備を実施し,研究集会の開催をした。水銀同位体比分析に関わり,新たな国際共同研究を締結させたことから,当初の計画以上に進展していると判断した。
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今後の研究の推進方策 |
北太平洋の西側(日本)と東側(北米側)で野外調査を実施して,生活史の異なる海鳥複数種から行動データと体組織採取を行う。また,船上センサスで北太平洋広域において船上センサスを実施して,海鳥の餌動物など生態系における低次捕食者の試料収集を実施する。野外調査終了後は,水銀濃度測定,同位体分析,行動データの解析を行いたい。
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