研究課題/領域番号 |
23KK0129
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(海外連携研究)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分45:個体レベルから集団レベルの生物学と人類学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
森 哲 京都大学, 理学研究科, 教授 (80271005)
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研究分担者 |
江頭 幸士郎 北九州市立自然史・歴史博物館, 自然史課, 学芸員 (10738826)
森 直樹 京都大学, 農学研究科, 教授 (30293913)
酒井 理 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 特別研究員 (50984837)
城野 哲平 京都大学, 理学研究科, 准教授 (70711951)
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研究期間 (年度) |
2023-09-08 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
21,060千円 (直接経費: 16,200千円、間接経費: 4,860千円)
2026年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2025年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2024年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2023年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 防御器官 / 頸腺 / 爬虫類 / 進化 / インドネシア |
研究開始時の研究の概要 |
ヤマカガシは皮膚毒を持つヒキガエルを食べて、その毒を頸部の下にある頸腺という特殊な器官に溜め、自分の防御に再利用する。頸腺は、餌毒の取込みや防御への転用に関わる生理的、機能的、行動的特質が統合された特異的な防御システムであるが、その進化的起源は不明である。本研究では、新規な器官の多様化は進化の始まりの段階で起こり、進化初期の「試行錯誤」の末に、機能的に最も効果的な形状をした器官が採用され、安定化した状態が維持されていくという仮説を立て、多様な頸腺類似器官を持つヤマカガシ類が分布するインドネシアにおいて、形態学的、生化学的、行動学的特質を比較し、新規な防御システムの初期進化過程を推察する。
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