加齢性難聴ならびに音響性聴覚障害の予防から導く、加齢と認知症に対する日米共同対策

• 研究課題/領域番号: 23KK0156
• 研究種目: 国際共同研究加速基金(海外連携研究)
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 中区分56:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 香取 幸夫 東北大学, 医学系研究科, 教授 (20261620)
• 研究分担者: 清水 佑一 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (10985237) ; 本藏 陽平 東北大学, 大学病院, 講師 (20810146) ; 逸見 朋隆 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (30985239) ; 鈴木 淳 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (80735895)
• 研究期間 (年度): 2023-09-08 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 20,930千円 (直接経費: 16,100千円、間接経費: 4,830千円); 2027年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2025年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2024年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2023年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
• キーワード: 加齢性難聴 / 騒音性難聴 / 酸化ストレス / 性差 / 遺伝子多型

研究開始時の研究の概要

本研究は中高年において認知症発症の大きな要因となる後天的発症の難聴に着目し、健康寿命を延伸する一助として加齢性および騒音性難聴の予防法を開発する。
加齢医学に関する研究実績に富み、聴覚研究が可能なフロリダ大学生理学・老化研究所（染谷真一博士研究室）に研究代表者ならび分担者が直接出向し、性差や抗酸化が聴力温存に及ぼす効果を検証し、加齢性難聴および騒音性難聴の予防に資する動物実験と難聴の分子疫学的研究をフロリダ大学で実施する。この際、国内の所属施設である東北大学のメディカルメガバンク機構が所有する大規模コホート研究における難聴者の生活情報や遺伝情報を、出向者がフロリダ大学で実施する研究に活用する。