研究課題
国際共同研究加速基金(海外連携研究)
本研究では、世界に蔓延するウイルス感染症に対する免疫応答について、バイオインフォマティクスの手法を用いた新たな評価システムのプラットフォームを構築する。フランスパスツール研究所の海外共同研究者と連携し、感染症流行地域に展開する国際ネットワーク拠点において感染者検体を収集し、研究代表者の有するウイルス特異的なT細胞解析技術を共有し、TCR遺伝子(レパトア)情報を取得する。研究分担者の開発した独自技術にて解析を行い、ウイルス特異的なTCRレパトアデータベースを構築する。本研究で構築されるプラットフォームは、感染症流行国でのワクチン有効性評価等、公衆衛生上重要な感染症対策に活用することが期待される。