研究課題
国際共同研究加速基金(海外連携研究)
熱帯湖沼の表層では日射強度が高く、溶存有機物(DOM)の光増感剤としての作用が強いと推測されている。本研究は熱帯湖沼における主要なラジカルの光生成過程およびそれらの炭素動態おける役割を解明することを目的とする。インドネシア、カンボジア、日本の湖沼表層における各ラジカルの光生成プロセスを共同実験により定量評価した上で、ラジカルに起因する湖沼の炭素動態を解明する。