研究課題/領域番号 |
23KK0196
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(海外連携研究)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分64:環境保全対策およびその関連分野
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
三吉 一光 千葉大学, 大学院園芸学研究院, 特任研究員 (60312237)
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研究分担者 |
近藤 悠 千葉大学, 大学院園芸学研究院, 特任助教 (00980723)
出口 亜由美 千葉大学, 大学院園芸学研究院, 助教 (20780563)
蘭光 健人 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 助教 (40907987)
遊川 知久 独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, グループ長 (50280524)
辻田 有紀 佐賀大学, 農学部, 准教授 (80522523)
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研究期間 (年度) |
2023-09-08 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
21,060千円 (直接経費: 16,200千円、間接経費: 4,860千円)
2026年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2025年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2024年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | ラン科 / 保全 / 非共生発芽 / 共生発芽 / 塊茎形成 |
研究開始時の研究の概要 |
サレップ(salep)は地生ランの塊茎(球根)を粉末にしたものであり、トルコおよび周辺地域で飲み物やデザートに利用されている。サレップの製造に使うランは35種におよぶが、種子発芽と塊茎形成の誘導が困難で、効率的な人工繁殖が出来ない。このため、自生地からの大規模な違法採取によって、大量消費される塊茎が供給されており、当該地域のラン科生物相の絶滅が危惧されている。本研究では、トルコのサレップランの難繁殖性の主要因である、種子発芽と塊茎形成の機構を解明する。本研究成果によって、同国や周辺地域のラン科植物相の絶滅の回避と持続的利用を目的とした統合的な保全を図る。
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