研究課題
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
本研究ではバングラデシュ難民キャンプで人びとに移動を強いる社会的要因やキャンプからの脱出を可能とするネットワークの存在を明らかにする。そのため、本研究ではダッカ大学に所蔵されている英語・ベンガル語のロヒンギャ関連文献の精査とともに、中長期にわたるフィールド調査を通じて、最大のロヒンギャ人口を抱えるバングラデシュの難民キャンプの現状を徹底的に描写する。調査にあたっては、半構造的インタビューやフォーカスグループインタビュー、質問紙を用いた量的調査を共同研究者らとともに実施する。