本国際共同研究では、インドネシア・アチェをフィールドに、現地に所在するシャクアラ大学で大学院長を務める海外共同研究者(Prof. Dr. Hizir Sofyan)と共同で、インドネシアの地方レベルにおいて仙台防災枠組のグローバル指標の試算を通して災害レジリエンスの強化を図る際の課題を明らかにし、その解決策について海外共同研究者とともにインドネシアの政策当局へ提言を行うことを目的としている。本国際共同研究の実施により、地方政府が社会実装を主導する際の課題といった、グローバル指標を活用した災害レジリエンスの強化を図る上でインドネシアの地方レベルに固有の人的・法制度的・社会的課題が明らかになる。
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