航空機が取得する乱気流に関わるデータと、乱気流を解像できる高解像度数値シミュレーションを用い先端的な乱流流およびそのパラメタリゼーションに研究を実施する。国際共同研究の実施により、基課題の研究を日本のローカル現象の調査に留めることなく、先駆的な乱気流研究として国際展開する。気象・気候のシミュレーション全般において必須となる乱流パラメタリゼーションについて、大気境界層より上空の自由大気について検証と改良への取り組む。乱気流の研究から自由大気の乱流に関する情報を得て、乱流パラメタリゼーションの設計に活用する。これにより、気象・気候予測のさらなる精度向上につなげる。
|