研究課題/領域番号 |
23KK0245
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
廣瀬 茂輝 筑波大学, 数理物質系, 助教 (40875473)
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研究期間 (年度) |
2024 – 2025
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
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キーワード | 素粒子物理学 / ヒッグスの物理 / タウレプトン / シリコン検出器 |
研究開始時の研究の概要 |
CERN・LHCでこれまでに蓄積された大統計データにより、ヒッグスの精密測定に留まらず、ヒッグス粒子を"プローブ"とした重い未知粒子の探索が可能となった。本研究では、O(TeV)の未知粒子から生成されうる超高運動量ヒッグス粒子(H→ττ)を、ττジェットとして検出する技術を確立する。このような超高運動量領域では、τレプトンがシリコンピクセル検出器に突入してから崩壊するため、検出器の性能の安定性が重要となる。本研究では、ITkピクセル検出器の高輝度LHC(2029年-)で想定される運転環境での応答を詳細に調べ、本実験での検出器の安定運転につなげ、最高感度での高運動量H→ττ探索の準備を整える。
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