研究課題/領域番号 |
24000016
|
研究種目 |
特別推進研究
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
近藤 孝男 名古屋大学, 大学院理学研究科, 名誉教授 (10124223)
|
研究分担者 |
秋山 修志 分子科学研究所, 協奏分子システム研究センター, 教授 (50391842)
|
連携研究者 |
北山 陽子 名古屋大学, 大学院理学研究科, 講師 (20444367)
|
研究期間 (年度) |
2012 – 2017
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
403,650千円 (直接経費: 310,500千円、間接経費: 93,150千円)
2016年度: 65,000千円 (直接経費: 50,000千円、間接経費: 15,000千円)
2015年度: 89,700千円 (直接経費: 69,000千円、間接経費: 20,700千円)
2014年度: 94,250千円 (直接経費: 72,500千円、間接経費: 21,750千円)
2013年度: 86,450千円 (直接経費: 66,500千円、間接経費: 19,950千円)
2012年度: 68,250千円 (直接経費: 52,500千円、間接経費: 15,750千円)
|
キーワード | シアノバクテリア / KaiC蛋白質 / 概日時計 / ATPase活性制御 / 機械式概日時計モデル / 時間生物学 / 構造生物化学 / 結晶構造解析 / KaiCタンパク質 / 生物時計 / 概日リズム / 生物物理学 / Kai / 構造生物学 / 周期の温度補償性 / 蛋白質 / 生理学 |
研究成果の概要 |
概日時計は生命の活動を地球の昼夜サイクルに正確にフィットさせている。その仕組みは細胞の遺伝子発現制御によると考えられていたが、シアノバクテリアの3つのKai蛋白質は試験管内で安定した24時間周期の概日リズムを示し、その周期と温度補償性はKaiCのATPase活性が規定している。本研究ではこの時計蛋白質に埋め込まれた概日時計のメカニズムを解明し、その最終的理解を得るため、突然変異体を利用したKaiCの生化学的解析と構造生物学的解析をおこなった。その結果、KaiCが機械式振子時計のように時を刻んでいる新たな概日時計のモデルを提案することができた。さらに真核生物の概日時計についても同様な可能性を検討している。
|
評価記号 |
検証結果 (区分)
A-
|
評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
|