研究課題/領域番号 |
24221001
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 中部大学 (2015-2017) 北海道大学 (2012-2014) |
研究代表者 |
河村 公隆 中部大学, 中部高等学術研究所, 教授 (70201449)
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研究分担者 |
関 宰 北海道大学, 低温科学研究所, 准教授 (30374648)
内田 昌男 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境計測研究センター, 主任研究員 (50344289)
宮崎 雄三 北海道大学, 低温科学研究所, 助教 (60376655)
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研究期間 (年度) |
2012-05-31 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
218,270千円 (直接経費: 167,900千円、間接経費: 50,370千円)
2016年度: 18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2015年度: 19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2014年度: 28,990千円 (直接経費: 22,300千円、間接経費: 6,690千円)
2013年度: 75,920千円 (直接経費: 58,400千円、間接経費: 17,520千円)
2012年度: 75,920千円 (直接経費: 58,400千円、間接経費: 17,520千円)
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キーワード | 大気微粒子 / 有機エアロゾル / 東アジア / 北太平洋 / 化学組成 / 長期変動 / 吸湿特性 / 硫酸塩 / 微粒子 / 大気化学 / 地球化学 / 水溶性有機物 / 環境分析 / 起源 / 大気エアロゾル / 粒子の吸湿成長率 / アジア大陸 / 人間活動 / 小笠原諸島・父島 / ジカルボン酸 / 微粒子の吸湿成長 / 有機酸 / 環境動態解析 / 環境変動 / 有機物トレーサー / 同位体測定 |
研究成果の概要 |
本研究では人間活動の影響を強く受ける東アジアとその風下域である西部北太平洋の大気エアロゾルに着目し、その化学組成を炭素・窒素、カルボン酸等有機分子、同位体、無機イオンレベルで明らかにした。無機・有機エアロゾルの生成・起源・変質機構を解明した結果、西部北太平洋のエアロゾルは、2006年以降硫酸塩濃度が増加から減少に転じたのに対し、有機物は増加傾向にあることが明らかとなった。その理由として中国の石炭火力発電所における硫黄排出量の削減と麦わらの野焼き等バイオマス燃焼の増加が考えられる。また、エアロゾル粒子の吸湿特性は、黄砂由来のカルシウムとシュウ酸の不溶性塩形成反応により春に減少傾向を示した。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A-
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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