研究課題/領域番号 |
24221007
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
量子ビーム科学
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
兵頭 俊夫 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 特別教授 (90012484)
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研究分担者 |
高橋 敏男 東京学芸大学, 教育学部, 研究員 (20107395)
深谷 有喜 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, その他部局等, 研究員 (40370465)
藤浪 眞紀 千葉大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50311436)
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連携研究者 |
和田 健 量子科学技術研究開発機構, 高崎量子応用研究所, 主幹研究員 (10401209)
白澤 徹郎 産業技術総合研究所, 物質計測標準研究部門, 主任研究員 (80451889)
河裾 厚男 量子科学技術研究開発機構, 高崎量子応用研究所, プロジェクトリーダー (20354946)
前川 雅樹 量子科学技術研究開発機構, 高崎量子応用研究所, 主幹研究員 (10354945)
設楽 哲夫 高エネルギー加速器研究機構, 研究支援戦略推進部・研究支援企画室, 主任URA (50132684)
一宮 彪彦 高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 協力研究員 (00023292)
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研究協力者 |
望月 出海 高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 特任助教 (30579058)
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研究期間 (年度) |
2012-05-31 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
215,410千円 (直接経費: 165,700千円、間接経費: 49,710千円)
2016年度: 26,780千円 (直接経費: 20,600千円、間接経費: 6,180千円)
2015年度: 27,040千円 (直接経費: 20,800千円、間接経費: 6,240千円)
2014年度: 33,670千円 (直接経費: 25,900千円、間接経費: 7,770千円)
2013年度: 46,540千円 (直接経費: 35,800千円、間接経費: 10,740千円)
2012年度: 81,380千円 (直接経費: 62,600千円、間接経費: 18,780千円)
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キーワード | 陽電子回折 / 高強度低速陽電子ビーム / TRHEPD / LEPD / 表面構造 / グラフェン / 第14族単原子層物質 / 二酸化チタン / シリセン / ゲルマネン / 電子・陽電子 / 量子ビーム / 表面・界面 / 表面構造解析 / 物性実験 / ナノワイヤ構造 / TEHEPD / 表面・界面物性 / 粒子線 / 全反射高速陽電子回折 / 低速陽電子回折 |
研究成果の概要 |
電子加速器を用いて生成した高輝度・高強度低速陽電子ビームによる全反射陽電子回折(TRHEPD)および低速陽電子回折(LEPD)の装置を開発し、実用的な時間内での陽電子回折実験を世界で初めて実現した。TRHEPD装置を用いて、陽電子回折が結晶最表面の原子配置に非常に敏感であることを実証し、10年間確定していなかったGe表面上のPtナノワイヤの構造や30年間確定していなかったルチル型TiO2(110)(1×2) 表面の構造を確定した。また、グラフェン、シリセン、ゲルマネンなど第14族単原子層物質の性質の理解に決定的に重要な、バックリングの大小や原子層と基板表面との距離の大小を高精度で測定した。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A-
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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