研究課題/領域番号 |
24224009
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
永長 直人 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (60164406)
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研究分担者 |
BAHRAMY MOHAMMAD 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (10587463)
十倉 好紀 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30143382)
佐藤 卓 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (70354214)
岡 隆史 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (50421847)
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研究期間 (年度) |
2012-05-31 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
218,010千円 (直接経費: 167,700千円、間接経費: 50,310千円)
2016年度: 43,290千円 (直接経費: 33,300千円、間接経費: 9,990千円)
2015年度: 43,680千円 (直接経費: 33,600千円、間接経費: 10,080千円)
2014年度: 43,680千円 (直接経費: 33,600千円、間接経費: 10,080千円)
2013年度: 43,680千円 (直接経費: 33,600千円、間接経費: 10,080千円)
2012年度: 43,680千円 (直接経費: 33,600千円、間接経費: 10,080千円)
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キーワード | ベリー位相 / 創発的電磁気現象 / スキルミオン / モノポール / トポロジカル絶縁体 / ワイル半金属 / ラシュバ相互作用 / 強相関電子系 / トポロジー / スピンエレクトロニクス / 磁性 / ジャロシンスキー・守谷(DM)相互作用 / 磁性トポロジカル絶縁体 / 量子化異常ホール効果 / 磁壁伝導 / スキルミオンダイナミクス / スキルミオニクス / 方向二色性 / 一般化されたディラック電子 / 巨大バルクラシュバ効果 / スピン構造 / 中性子散乱 / 量子輸送 / 磁性体 / スピン軌道相互作用 / ホール効果 / 数値シミュレーション |
研究成果の概要 |
実空間および運動量空間の双方における量子力学的ベリー位相に由来する「創発電磁場」の学理を、磁性体を舞台に建設した。実空間ではカイラル磁性体における渦巻状のスピン構造スキルミオンの生成、消去、駆動、読み取り、に対応した動的性質の研究が、理論・実験双方から進展し、エレクトロニクスへの展望が開けた。 運動量空間では、新しい物質群である磁性トポロジカル絶縁体における量子化異常ホール効果の実現と、関連した諸現象―磁壁に伴う非散逸電流、スキルミオン生成、新奇なアキシオン絶縁体の発見―などの他に、モノポール構造のもたらす物性を明らかにした。また、非相反応答、トポロジカル光電流生成、など新奇動的効果を解明した。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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