研究課題
基盤研究(A)
Rett症候群(RTT)はMeCP2遺伝子の変異が原因の神経発達障害であるが、発症機序の詳細は依然として不明である。我々は、MeCP2は、特定microRNA(miRNA)のプロセシングを制御することを明らかにした。その標的の1つであるmiR-199aを発現させると、MeCP2欠損ニューロンの各種表現型が改善された。さら、miR-199aの標的として、mTORシグナルの負の制御因子を同定した。我々はmiR-199a欠損マウスも作製し、そのマウスがMeCP2欠損マウスで見られるものと類似した表現型を示すことを確認した。
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