研究課題/領域番号 |
24241013
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 独立行政法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
福田 秀子(曽根秀子) (福田 秀子 / 曽根 秀子) 独立行政法人国立環境研究所, 環境リスク研究センター, 室長 (60280715)
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研究分担者 |
黒河 佳香 国立環境研究所, 環境リスク研究センター, 主任研究員 (30205231)
Tin Tin Win-Shwe (TIN・TIN Win・Shwe) 国立環境研究所, 環境健康研究センター, 主任研究員 (00391128)
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研究協力者 |
平野 靖史郎 国立環境研究所, 環境リスク研究センター
曽 洋 国立環境研究所, 環境リスク研究センター
松井 康人 京都大学, 大学院工学研究科
木村 寛之 京都大学, 大学院薬学研究科
山崎 将嗣 産業技術総合研究所
羽山 和美 産業技術総合研究所
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
47,710千円 (直接経費: 36,700千円、間接経費: 11,010千円)
2014年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2013年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2012年度: 27,820千円 (直接経費: 21,400千円、間接経費: 6,420千円)
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キーワード | ナノマテリアル / 環境リスク / 健康 / 生体影響評価 / in vitro / 細胞 / 毒性 / 脳 / デンドリマー / 化学物質管理 / 樹状分子 / 点鼻投与 / ナノ毒性 / 共焦点レーザー顕微鏡 / 組織 / 動態 |
研究成果の概要 |
樹状ナノマテリアルであるPAMAMデンドリマー(PD)の生体影響を調べた。PDは、細胞培養液および認証標準河川水ではサブマイクロメータ大以上の凝集塊を形成した。この凝集は2価イオンの共存によって急速に誘導されると考えられた。動物実験では、蛍光標識PDの点鼻投与、放射性標識PDの血管内投与のいずれにおいても、脳内組織への移行は検出されなかったが、点鼻投与による脳組織の遺伝子発現が有意な変動を示した。またヒト神経前駆細胞を用いた曝露実験では、表面アミノ基のPDが用量依存的な細胞毒性を示した。これらの結果から、PDは液相で凝集するが、神経細胞および組織への反応性を有することが示唆された。
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