研究課題
基盤研究(A)
最近の地球規模での環境悪化により生物多様性の宝庫であるサンゴ礁が消滅しつつある。サンゴの生物学的理解は急務である。サンゴはカッチュウソウと共生関係を維持し生活している。これからのサンゴ礁生物学を進めるには両者のゲノム情報が必須であると考え、2011年にコユビミドリイシ(Acropora digitifera)のゲノムを、また2013年に共生カッチュウソウ(Symbiodinium minutum)のゲノムを世界に先駆けて解読した。現在、これらのゲノム情報を駆使して共生の成立と崩壊(カッチュウソウの離脱による白化)のメカニズムを、また沖縄島嶼におけるサンゴ礁の成り立ちについての解析を進めている。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件) 備考 (3件)
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