研究課題/領域番号 |
24243028
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
|
研究機関 | 高知工科大学 |
研究代表者 |
西條 辰義 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 教授 (20205628)
|
研究分担者 |
春野 雅彦 国立研究開発法人情報通信研究機構, 脳情報通信融合研究センター脳情報工学研究室, 研究マネージャー (40395124)
七條 達弘 大阪府立大学, 経済学研究科, 教授 (40305660)
小谷 浩示 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 教授 (80422583)
原 圭史郎 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (30393036)
武田 裕之 大阪大学, 工学研究科, 講師 (00638512)
上須 道徳 大阪大学, COデザインセンター, 特任准教授(常勤) (50448099)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
44,850千円 (直接経費: 34,500千円、間接経費: 10,350千円)
2016年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2015年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2014年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2013年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2012年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
|
キーワード | 社会的ジレンマ / アプルーバル・メカニズム / 公共財供給ゲーム / 囚人のジレンマ / 準ジレンマ / 持続可能性ジレンマ / 仮想将来世代 / 参加型討議実験 / 公共施設管理 / 向社会性 / 経済政策 / 経済理論 / 環境政策 / 世代間持続可能性ジレンマゲーム / 自発的寄与メカニズムの安定性 / 帯状回活動変化と協力行動変化 / セカンド・ソート / 世代間持続可能性 / 単純化アプルーバルメカニズム / 討議実験 / 罪悪感 / 不平等 / 実験 / 制度設計 / ニューロモデル / 社会系心理学 / 設計工学 |
研究成果の概要 |
懲罰を用いずに,社会的ジレンマゲームにおいて協力を達成する仕組みの開発を試みている.まず,相手の戦略をアプルーブするか否かというステージをジレンマゲームの後に加えることで協力が起こることを理論的に確認している.従来の部分ゲームパーフェクト均衡などのナッシュ的なものでは協力を遂行することはできないものの,弱支配された戦略の消去で協力が実現できるのである.次に,実験では初回から非常に高い協力率を観測している.加えて,囚人のジレンマを含む準ジレンマゲームや公共財供給ゲームなどでもアプルーバル・メカニズムの有効性を理論や実験で観測している.さらにはダイナミックな社会的ジレンマにも挑戦している.
|