研究課題/領域番号 |
24243055
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小内 透 北海道大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (80177253)
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研究分担者 |
野崎 剛毅 札幌国際大学短期大学部, 幼児教育保育学科, 准教授 (50412911)
濱田 国佑 駒澤大学, 文学部, 講師 (50634523)
佐々木 千夏 (菊地 千夏) 旭川大学短期大学部, 幼児教育学科, 助教 (50711222)
小野寺 理佳 名寄市立大学, 保健福祉学部, 教授 (80185660)
小内 純子 札幌学院大学, 社会情報学部, 教授 (80202000)
品川 ひろみ 札幌国際大学短期大学部, 幼児教育保育学科, 教授 (80389650)
新藤 慶 群馬大学, 教育学部, 准教授 (80455047)
新藤 こずえ 立正大学, 社会福祉学部, 講師 (90433391)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
35,100千円 (直接経費: 27,000千円、間接経費: 8,100千円)
2015年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2013年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2012年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
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キーワード | 先住民 / アイヌ / サーミ |
研究成果の概要 |
かつてアイヌの人々への差別は激しかった。とくに学校での差別が多く、差別を嫌い上級の学校へ進学せず条件の悪い職に就く傾向が強かった。その結果、個人所得が低くなり、結婚して子どもが生まれると、世帯所得の低さが子どもの進学にマイナスの影響を与えていた。そのため、アイヌの人々は経済支援や教育支援に対して強い要望をもっている。しかし、一般の住民は差別を解消したり、アイヌ文化を振興したりすることに対しては積極的に支持するものの、アイヌの人々だけを対象にした経済支援や教育支援については否定的であった。今後のアイヌ政策はアイヌの人々と一般の住民の間にある意識のずれを考慮に入れる必要があることがわかった。
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