研究課題/領域番号 |
24243066
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
|
研究機関 | 立命館大学 (2016) 神戸大学 (2012-2015) |
研究代表者 |
森岡 正芳 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (60166387)
|
研究分担者 |
森 茂起 甲南大学, 文学部, 教授 (00174368)
山口 智子 日本福祉大学, 公私立大学の部局等, 教授 (00335019)
丸橋 裕 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (10202334)
紙野 雪香 (今井雪香 / 今井 雪香 / 紙野 雪香(今井雪香)) 大阪府立大学, 看護学部, 准教授 (10294240)
廣瀬 幸市 愛知教育大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (10351256)
真栄城 輝明 佛教大学, 教育学部, 教授 (10555692)
村久保 雅孝 佐賀大学, 医学部, 准教授 (20241151)
野村 晴夫 大阪大学, その他の研究科, 准教授 (20361595)
山本 智子 近畿大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (50598886)
末本 誠 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 名誉教授 (80162840)
野村 直樹 名古屋市立大学, 人文社会系研究科, 教授 (80264745)
佐藤 達哉 立命館大学, 文学部, 教授 (90215806)
田代 順 山梨英和大学, 人間文化学部, 教授 (90279737)
松本 佳久子 武庫川女子大学, 音楽学部, 准教授 (90550765)
|
研究期間 (年度) |
2012-10-31 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
44,460千円 (直接経費: 34,200千円、間接経費: 10,260千円)
2016年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2015年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2014年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2013年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2012年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
|
キーワード | 生活史 / ナラティヴ / 心理社会的支援 / 記憶想起 / フィールド実践研究 / 心理教育 / 心理教育的支援 / 当事者研究 / 心理社会支援 |
研究成果の概要 |
個人の生活史は単なる編年的記録ではない。生活史は構成的であり、現在の視点から選択的に出来事が配列される。本研究は生活史をナラティヴの観点から基礎づけ、心理社会的課題の理解と解決に寄与する方法として提示することが目的である。対人援助場面において聴取された生活史の生成過程について検討を行った。その結果、生活史の方法論的独自性として、以下の3点が抽出された。 (1)生活史が内包する時間の重層性、(2)記憶・想起の集合性と継承性、(3)出来事の個人の生における意味。生活史は個人の体験の世界を一貫して表現する方法であり、聞き手との共同構成のプロセスによって、当事者の自己形成と回復を支えることが示された。
|