研究課題/領域番号 |
24244074
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
新野 宏 東京大学, 大気海洋研究所, 客員教授 (90272525)
|
研究分担者 |
柳瀬 亘 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (80376540)
|
連携研究者 |
伊賀 啓太 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60292059)
|
研究協力者 |
栃本 英伍 東京大学, 大気海洋研究所, 特任研究員
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
44,070千円 (直接経費: 33,900千円、間接経費: 10,170千円)
2016年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2015年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2014年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2013年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2012年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
|
キーワード | 竜巻 / スーパーセル / 温帯低気圧 / 熱帯低気圧 / 積乱雲 / 対流有効位置エネルギー / ヘリシティ / 温帯低気圧化 / 突風 / 階層構造 / 台風 / 気象学 / メソスケール現象 / 総観規模現象 |
研究成果の概要 |
竜巻を生ずる温帯低気圧や熱帯低気圧の構造と環境場を解明すると共に、熱帯低気圧に伴う竜巻の可能性の評価には環境場の空気の連行を考慮した対流有効位置エネルギーが有効であることを見出した。また、稠密な地上観測網やドップラーレーダー観測網等のデータの同化により、竜巻を生ずるスーパーセルの下層メソサイクロン(LMC)の位置の予測の改善が可能であり、竜巻の強度はLMCの鉛直渦度や下層の相対湿度と相関が良いこと、従って竜巻のリスクを予測する上でアンサンブル予報によりLMCに遭遇する確率分布を求めることが有望であることを示した。さらに、超高解像度再現実験により現実事例の竜巻の多重渦構造の再現に成功した。
|