研究課題/領域番号 |
24244087
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
芳野 極 岡山大学, 地球物質科学研究センター, 准教授 (30423338)
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研究分担者 |
米田 明 岡山大学, 地球物質科学研究センター, 准教授 (10262841)
西原 遊 愛媛大学, 地球深部ダイナミクス研究センター, 准教授 (10397036)
山崎 大輔 岡山大学, 地球物質科学研究センター, 准教授 (90346693)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
46,020千円 (直接経費: 35,400千円、間接経費: 10,620千円)
2015年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2012年度: 29,250千円 (直接経費: 22,500千円、間接経費: 6,750千円)
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キーワード | マントル / 水 / 地震波減衰 / 電気伝導度 / 水素拡散 / 単結晶 / 減衰 / 粒界 / 拡散 / プロトン伝導 / 高圧実験 / Q値 |
研究成果の概要 |
本研究は地震波減衰を特徴付けるQ値、電気伝導度を水の量の関数として決定し、マントルに存在する水の量と分布を解明を試みた。短周期振動油圧システムの開発、導入を行い、その場X線ラジオグラフィ観察によって高温高圧下の含水物質のQ値の決定が可能となった。上部マントル、マントル遷移層の主要鉱物であるオリビン、ワズレアイト、リングウッダイトの電気伝導度を水の関数として決定するため、単結晶の含水鉱物を合成してH-D相互拡散実験を行った。その結果、今まで測定の難しかった比較的高温の条件での電気伝導度の推定に成功し、マントル遷移層の平均の水の量は0.1wt.%であり、量に多様性があることも分かった。
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