研究課題/領域番号 |
24245045
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
渡辺 宏 京都大学, 化学研究所, 教授 (90167164)
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研究分担者 |
増渕 雄一 京都大学, 化学研究所, 准教授 (40291281)
松宮 由実 京都大学, 化学研究所, 助教 (00378853)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
46,020千円 (直接経費: 35,400千円、間接経費: 10,620千円)
2014年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2013年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2012年度: 28,730千円 (直接経費: 22,100千円、間接経費: 6,630千円)
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キーワード | 高分子ブレンド / 絡み合い緩和 / 管膨張機構 / 局所緩和 / 絡み合い長 / 鎖ダイナミクス / 絡み合い / 相分離 / 相成長ダイナミクス / 非線形フィードバック / 局所摩擦 / 熱力学的拘束 |
研究成果の概要 |
高分子ブレンド中の相構造成長過程と成分高分子の絡み合いダイナミクスのカップリング効果の基礎的理解のために,均質絡み合い系中の緩和過程を詳細に検討した。その結果,周囲の鎖の運動で誘起される管膨張緩和過程においては,鎖骨格と直角・平行の2方向の特徴的長さが,それぞれ,応力緩和のレベルと緩和時間を決定することなどを見出した。また,局所緩和の解析も行い,遅い成分が速い成分の局所 Rouse 緩和をトポロジカルに遅延することなどを見出した。これらの新規な知見に基づいて,高分子ブレンド系の絡み合いダイナミクスと相構造成長の間の非線形カップリング効果の記述を試みた。
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