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3次元フォースマッピング法による生体分子-溶液界面の構造・機能可視化

研究課題

研究課題/領域番号 24246016
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 薄膜・表面界面物性
研究機関京都大学

研究代表者

山田 啓文  京都大学, 工学研究科, 准教授 (40283626)

研究分担者 小林 圭  京都大学, 産官学連携本部, 助教 (40335211)
平田 芳樹  独立行政法人産業技術総合研究所, 主任研究員 (10357858)
野田 啓  京都大学, 工学研究科, 助教 (30372569)
研究期間 (年度) 2012
研究課題ステータス 中途終了 (2012年度)
配分額 *注記
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2012年度: 19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
キーワード走査プローブ顕微鏡 / 水和構造 / フォースマップ
研究概要

本研究では、これまでに開発されてきた、超低雑音FM-AFM技術および液中環境において動作する3次元フォースマッピング技術に基づいて、生体分子周囲の水和構造および静電的相互作用を可視化することで、生体膜上のさまざまな機能性分子の機能・構造を分子スケールでイメージングする手法を確立することを目的としており、今年度は、探針-試料間にはたらく相互作用力の定量的測定が可能なように装置を改良し、定量的3次元フォースマッピング法の確立に向けて注力した。FM-AFMにおいては、探針-試料間相互作用による共振周波数シフトを測定することで相互作用力を求めるが、液中においてカンチレバーを圧電素子などにより機械的に励振すると、カンチレバー近傍に位置する液体セルや試料ホルダーなどの機構部品の機械応答がカンチレバー振動に強く結合し、カンチレバーは理想的な共振周波数特性から大きく逸脱するため、結果的に定量的な力測定が困難になることが知られている。従って、これまでにもカンチレバーの励振には、光熱励振法などカンチレバー部分だけを局所的に励振する方法を用いて定量的相互作用力測定を行ってきたが、本研究では、光熱励振の高効率化、自励/検出系の高速化を行い、より複雑な表面構造をもつ生体試料上の3次元フォースマッピング法計測を可能にした。

報告書

(1件)
  • 2012 実績報告書

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公開日: 2013-05-31   更新日: 2019-07-29  

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