研究課題/領域番号 |
24246114
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
辻 伸泰 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30263213)
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研究分担者 |
寺田 大将 千葉工業大学, 大学院工学研究科, 准教授 (80432524)
柴田 曉伸 京都大学, 大学院工学研究科, 准教授 (60451994)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
47,450千円 (直接経費: 36,500千円、間接経費: 10,950千円)
2014年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2013年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2012年度: 27,170千円 (直接経費: 20,900千円、間接経費: 6,270千円)
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キーワード | 金属材料 / 組織制御 / 強度 / 延性 / 靭性 / 結晶粒 / 粒界 / 塑性不安定 / 靱性 |
研究成果の概要 |
金属材料において高強度と十分な延性を獲得するための材料組織制御法に関し、重要な基礎的知見が得られた。多くの場合、材料の延性は塑性不安定により規定されるため、材料の加工硬化能を向上させることが第一に重要である。「微細粒子分散組織」は、特に非鉄合金において強度と延性を両立するために有益な組織であるが、析出強化は第一義的に降伏応力を大きく向上させるため、加工硬化能に限りがあるという問題点も明らかとなった。硬質相と軟質相からなる「二相分散組織」は、加工硬化を向上させ、強度と延性を両立させるために最も有力な組織である。「バイモーダル組織」では、過去に論文で示されている顕著な加工硬化は得られなかった。
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