研究課題/領域番号 |
24246118
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
原 信義 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40111257)
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研究分担者 |
武藤 泉 東北大学, 大学院工学研究科, 教授 (20400278)
菅原 優 東北大学, 大学院工学研究科, 助教 (40599057)
赤尾 昇 東北大学, 大学院工学研究科, 助手 (80222503)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
47,970千円 (直接経費: 36,900千円、間接経費: 11,070千円)
2014年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2013年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2012年度: 34,710千円 (直接経費: 26,700千円、間接経費: 8,010千円)
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キーワード | ステンレス鋼 / 孔食発生機構 / 硫化物介在物 / 耐孔食性 / コンビナトリアルアプローチ / 低温浸炭処理 / 硫化物系介在物 / 省資源 / 孔食 / マイクロ電気化学測定 |
研究成果の概要 |
ステンレス鋼の耐孔食性を改善するために,非金属介在物起点の孔食発生機構を解明し,高耐食化の新原理を創出した。MnSの溶解により生ずるチオ硫酸イオンが不均化反応により元素状イオウとなって鋼表面に析出し,このイオウと塩化物イオンの相乗作用によってMnS/鋼界面での脱不働態化と溝状溶解が起こり,深くなった溝内部でピットが発生すると,再不働態化せずに成長性孔食になることが判明した。この機構に基づき,高耐食化の新原理として,1%以下の微量のSn添加により,MnS/鋼界面の脱不働態化を抑制する方法などを考案した。
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