研究課題/領域番号 |
24246125
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属生産工学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
連川 貞弘 熊本大学, 自然科学研究科, 教授 (40227484)
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研究分担者 |
渡辺 精一 北海道大学, 大学院工学研究院, 教授 (60241353)
柴山 環樹 北海道大学, 大学院工学研究院, 教授 (10241564)
森園 靖浩 熊本大学, 大学院自然科学研究科, 准教授 (70274694)
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研究協力者 |
山室 賢輝 熊本大学, 工学部, 技術専門職員 (30747407)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
46,150千円 (直接経費: 35,500千円、間接経費: 10,650千円)
2015年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2014年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2013年度: 14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
2012年度: 16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
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キーワード | 粒界工学 / 粒界性格分布 / フェライト系耐熱鋼 / ラスマルテンサイト / 高温クリープ / 高温水蒸気酸化 / 液体金属脆化 / マイクロピラー試験 / パルスレーザー / EBSD / 表面改質 / 溶接熱影響部 / in-situ EBSD / 高温変形 / 微細組織 / 地球温暖化ガス排出削減 / 水蒸気酸化 / 組織制御 / マルテンサイト |
研究成果の概要 |
本研究課題では,優れた環境耐久性を有するフェライト系耐熱鋼の開発を行うことを目的として,ラスマルテンサイト組織を有する9-12Cr系耐熱鋼の粒界制御を試みた。ラスマルテンサイト鋼における特性劣化の優先的なサイトとなる旧オーステナイト粒界の対応粒界頻度を飛躍的に高めることができた。また,粒界制御熱処理によりサブブロック組織が微細化し,その後の焼戻し処理により,M23C6炭化物が微細に分散することを見出した。このような粒界制御材料に対して,高温クリープ試験,高温水蒸気酸化試験,液体金属腐食試験を行ったところ,いずれの特性も粒界制御により著しく向上することが明らかとなった。
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