宇宙機搭載を目指す推進系統合型燃料電池のシステム開発

• 研究課題/領域番号: 24246140
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 航空宇宙工学
• 研究機関: 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
• 研究代表者: 川口 淳一郎 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 教授 (10169691)
• 研究分担者: 岡屋 俊一 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 参与 (50724241) ; 羽生 宏人 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 准教授 (60353421) ; 曽根 理嗣 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 准教授 (70373438)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2017-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2017年度)
• 配分額: 45,630千円 (直接経費: 35,100千円、間接経費: 10,530千円); 2016年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円); 2015年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円); 2014年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円); 2013年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円); 2012年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
• キーワード: 燃料電池 / 宇宙利用・探査

研究成果の概要

深宇宙探査機の推進剤保管および電源系の性能維持に必要なヒータ電力と、これらの機器の軽量化を目指し、推進系統合型燃料電池の開発を行った。特に、-50℃程度の低温で保管／起動が可能な燃料電池の開発を目指し、人工衛星の推進剤を用いた燃料電池発電を可能にした。当該燃料と酸化剤による推進剤としての着火性能の確保と性能向上検討も進め、推進系統合型燃料電池としての確立を図った。また、反応後の副反応生成物や未反応の活物質の回収／再使用にむけた検討も進め、長期保管が可能な発電／推進技術としての習熟を図った。