研究課題/領域番号 |
24246144
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
田島 博士 九州大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (70179688)
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研究分担者 |
高崎 講二 九州大学, 総合理工学研究院, 教授 (30154769)
鶴 大輔 九州大学, 総合理工学研究院, 助教 (10614620)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
36,400千円 (直接経費: 28,000千円、間接経費: 8,400千円)
2014年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2013年度: 20,540千円 (直接経費: 15,800千円、間接経費: 4,740千円)
2012年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | ガスエンジン / 気体分離膜 / メタンスリップ / 天然ガス / 窒素酸化物 / ノッキング / 成層給気 / 急速圧縮膨張装置 / 温暖化抑制 |
研究成果の概要 |
本研究は,熱効率や燃料価格および対排出物の優位性から船舶応用が進められている希薄予混合燃焼ガスエンジンを対象とし,気体分離膜を利用する過給システムを構築してシリンダ壁近傍を高酸素濃度,燃焼室中央部を低酸素濃度とする混合気の成層分布を形成して,異常燃焼の抑制による高効率化と温暖化に有害なメタンスリップの大幅低減の実現を目指した. 数値予測により,過給機の所要熱効率の妥当性と高酸素濃度給気の分離率の実用限界,圧縮後の成層給気の残存度,およびメタンスリップ低減割合を定量的に検証し,さらに定容燃焼容器と急速圧縮膨張装置による燃焼実験を通じて,提唱した過給システムで所期の目標が達成できることを確認した.
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