研究課題/領域番号 |
24246147
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
伊藤 高敏 東北大学, 流体科学研究所, 教授 (00184664)
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研究分担者 |
清水 浩之 東北大学, 流体科学研究所, 助教 (60610178)
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連携研究者 |
林 為人 海洋研究開発機構, 高知コア研究所, グループリーダー (80371714)
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研究協力者 |
船戸 明雄 , 深田地質研究所, 上席主任研究員
名雪 利典 大林組, 原子力環境技術部, 主任
加藤 和政 海洋研究開発機構, 地球深部探査センター, 技術副主幹
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
45,370千円 (直接経費: 34,900千円、間接経費: 10,470千円)
2014年度: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2013年度: 19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2012年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
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キーワード | 地殻工学 / 地殻応力計測 / 水圧破砕 / BABHY方式 / 大深度 |
研究成果の概要 |
本研究では、多方面で関心が高まっている、深度数kmにおける地殻応力の原位置測定を可能とする実用的な方法を提案して実証した。これによれば、水圧ポンプを組み込んだ坑内ツールを用い、坑底に設けた補助孔(ベビー孔)で水圧破砕を行うことでコンプライアンスが十分小さい加圧系を実現し、ワイヤーライン式ツールにつきまとう抑留リスクを、ドリルパイプの中でツールを昇降させることで回避し、検出が極めて困難な水圧破砕き裂の方位を用いず、ベビー孔のコアの形状を解析して地殻応力の方位を決定し、同時に得られる地殻応力差を使って水圧破砕法で得た結果を補償し、さらに、水圧破砕法が原理的に内包する測定範囲の限界を排除できる。
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