研究課題/領域番号 |
24248005
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
作物学・雑草学
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研究機関 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
森田 敏 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 九州沖縄農業研究センター・水田作研究領域, 上席研究員 (40391453)
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研究分担者 |
野並 浩 国立大学法人愛媛大学, 農学部, 教授 (00211467)
和田 博史 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 九州沖縄農業研究センター・水田作研究領域, 主任研究員 (40533146)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
44,200千円 (直接経費: 34,000千円、間接経費: 10,200千円)
2014年度: 16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2013年度: 11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
2012年度: 16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
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キーワード | 食用作物 / デンプン代謝 / NSC / 質量分析 / 細胞生理 |
研究成果の概要 |
本研究では,日本型とインド型の多収品種の収量構成要素,乾物生産,光合成を比較解析するとともに,新たに考案した動的なメタボローム解析手法(炭素安定同位体解析とオービトラップ質量分析法とを組み合わせたブドウ糖のアイソトピック比の解析)により,茎の澱粉動態の品種間差を解析した.その結果,インド型品種の北陸193号が出穂後に茎から穂へ炭水化物が速やかに転流するのに対して,日本型品種モミロマンでは,出穂後も茎内の澱粉集積が継続しており,出穂後も茎がシンクとして機能していることが強く示唆された.以上のことから日本型多収品種では,茎での炭水化物の子実への分配遅れが収量制限要因になっている可能性が考えられた.
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