研究課題/領域番号 |
24248055
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床獣医学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
松田 浩珍 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (80145820)
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研究分担者 |
田中 あかね 東京農工大学, 大学院農学研究院, 教授 (80418673)
大森 啓太郎 東京農工大学, 大学院農学研究院, 講師 (20466915)
松田 彬 東京農工大学, 大学院農学研究院, 助教 (90613969)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
32,370千円 (直接経費: 24,900千円、間接経費: 7,470千円)
2014年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2013年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2012年度: 17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
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キーワード | トランスレーショナルリサーチ / 動物 / 酵素 / ストレス |
研究成果の概要 |
皮膚pHの上昇はセリンプロテアーゼKLK5の活性化を誘導し皮膚バリア破壊を起こす可能性が指摘されている。アトピー性皮膚炎患者では皮膚のpHが上昇することが知られるが、pHと皮膚炎の発症や病勢との関連には不明な点が多い。アトピー性皮膚炎モデルNC/Tndマウスを用いて、皮膚炎を発症しないSPF NC/Tndマウスの皮膚に弱アルカリ性の溶液を塗布すると、KLK5が活性化しTSLPの産生が誘導されるとともに皮膚炎が誘導された。一方、皮膚炎を発症するマウスに弱酸性の溶液を塗布すると皮膚炎が改善した。皮膚pHの変化は、KLK5/PAR2/TSLPを経由して、皮膚炎を惹起する可能性が示された。
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