研究課題/領域番号 |
24300101
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
宮下 和雄 独立行政法人産業技術総合研究所, 人間情報研究部門, 主任研究員 (00358128)
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研究分担者 |
岩崎 敦 電気通信大学, 情報システム研究科, 准教授 (30380679)
西野 成昭 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90401299)
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連携研究者 |
西野 成昭 東京大学, 大学院工学系研究科, 准教授 (90401299)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2014年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2012年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | マーケットデザイン / マルチエージェントシミュレーション / ダブルオークション / オークション / 制度設計 / 実験経済学 |
研究成果の概要 |
標準的なダブルオークションの仕組みでは、オークションで扱う財の価値が時間経過に伴って損なわれることはないことを前提として、最も効率的な割当の決定を行う。しかし、生鮮品などの消耗材の市場においては、財が売れ残るとその価値が失われるため、生産者は損失を被ってしまう。 消耗材取引における上記問題を解決するため、我々はオンラインダブルオークションの制度設計を行った。我々の開発した市場制度は、入札が不確定的な市場においても取引不成立の数を減らすことで、取引者全体の利益を改善することができた。更に開発した市場制度に基づき電子商取引システムを開発し、実際のカキ取引に適用することで、その有効性を確認した。
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