研究課題/領域番号 |
24300123
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経科学一般
|
研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
小松 英彦 生理学研究所, 生体情報研究系, 教授 (00153669)
|
連携研究者 |
郷田 直一 生理学研究所, 生体情報研究系, 助教 (30373195)
横井 功 生理学研究所, 生体情報研究系, 助教 (50592747)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2014年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2013年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2012年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
|
キーワード | 視覚 / 知覚 / 大脳 / 色覚 / ニューロン |
研究成果の概要 |
サルの高次視覚野に存在する色処理のモジュール間の機能の違いを明らかにするために、サルのV4野、下側頭皮質後部色領域(PITC)、下側頭皮質前部色領域(AITC)の ニューロンの色選択性が色刺激の輝度コントラストにどのように影響されるかを比較した。V4野とPITCでは色選択性は輝度コントラストによって変化したが両者には違いがあり、V4野では錐体差分信号で説明できる可能性があるのに対して、PITCでは彩度に依存した変化を示すことが分かった。一方AITCでは色選択性は輝度コントラストの影響を受けなかった。この結果は輝度情報と色情報の分離がAITC内かAITCとPITCの間で起きていることを示す。
|