研究課題/領域番号 |
24300131
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
若林 孝一 弘前大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50240768)
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研究分担者 |
丹治 邦和 弘前大学, 大学院医学研究科, 助教 (10271800)
三木 康生 弘前大学, 大学院医学研究科, 助教 (30709142)
森 文秋 弘前大学, 大学院医学研究科, 准教授 (60200383)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | パーキンソン病 / レビー小体 / オートファジー / 神経変性疾患 / 脳神経疾患 / 神経科学 / 病理学 |
研究成果の概要 |
レビー小体病ではαシヌクレインの異常蓄積が神経細胞の胞体、突起および前シナプスに認められ、神経細胞の機能不全を誘発する。そこで、細胞内分解系であるオートファジーに着目し、異常αシヌクレインの蓄積を防止または軽減する方法について検討した。天然二糖であるトレハロースまたはマルトースを給水投与したマウス脳を比較し、トレハロース短期投与(1週間)によって脳内オートファジーが効率的に活性化されることを見出した。さらに、ヒト培養細胞において小胞体関連分解を活性化すると細胞内凝集物の形成が有意に抑制された。以上より、トレハロースは脳内において効率的にオートファジーを誘導することが明らかにされた。
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