研究課題/領域番号 |
24300134
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
吉川 和明 大阪大学, たんぱく質研究所, 教授 (30094452)
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研究分担者 |
長谷川 孝一 大阪大学, 蛋白質研究所, 助教 (20546783)
藤原 一志郎 大阪大学, 蛋白質研究所, 助教 (80638495)
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連携研究者 |
中村 春木 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (80134485)
望月 秀樹 大阪大学, 医学部, 教授 (90230044)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2014年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2013年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2012年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | Necdin / ニューロン / エネルギー代謝 / 生存能 / ミトコンドリア / 神経変性疾患 / PGC-1α / 遺伝子変異マウス / パーキンソン病モデル / 遺伝子導入 / ユビキチン化 / パーキンソン病 / 転写因子 / 活性酸素種 / 酸化ストレス / 翻訳後修飾 / SUMO化 / 立体構造予測 |
研究成果の概要 |
Necdinは、ニューロンにおいて転写コアクチベーターPGC-1αを安定化することにより、ミトコンドリアの生合成を促進した。この機構によって、Necdinは、ミトコンドリア電子伝達系酵素複合体の阻害剤によって誘発されるニューロンの変性死を抑制した。また、ミトコンドリア酵素複合体I阻害剤を用いたパーキンソン病モデルマウスでは、Necdin遺伝子を中脳黒質に導入すると、ドパミンニューロンの変性脱落が阻止された。以上の結果、Necdinはミトコンドリアの生合成と機能を促進して、ニューロンの生存能を強化することが明らかになった。
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