研究課題/領域番号 |
24300170
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
位高 啓史 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60292926)
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研究分担者 |
緒方 徹 , 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究部長 (00392192)
川口 浩 東京大学, 医学部附属病院, 届出診療医 (40282660)
石井 武彦 東京大学, 大学院工学系研究科, 特任准教授 (80415075)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2014年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2012年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | mRNA / DDS / ナノミセル / 神経障害 / 免疫原性 / 中枢神経系 |
研究成果の概要 |
in vivo mRNA送達の実現を目標に,非ウィルス性mRNAナノキャリアの開発と疾患モデル動物による評価を行った.キャリアを構成するカチオン性ポリマー分子設計制御により,細胞内でのエンドソーム脱出能,生理的環境中でのキャリア安定性などパラメータを制御して,mRNAからのタンパク発現持続時間の制御可能なシステム開発の緒をつけた.マウスへのin vivo mRNA投与では,脊髄くも膜下腔への投与で,1週近いタンパク持続発現が得られた.また嗅覚神経障害モデルマウスへのBDNF発現mRNAの投与により,嗅覚機能の早期改善,嗅上皮組織の完全な再生の治療効果が確認された.
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