研究課題/領域番号 |
24300223
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
大野 秀樹 杏林大学, 医学部, 名誉教授 (00133819)
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連携研究者 |
木崎 節子 杏林大学, 医学部, 教授 (00322446)
櫻井 拓也 杏林大学, 医学部, 講師 (20353477)
小笠原 準悦 杏林大学, 医学部, 助教 (20415110)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2012年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | 褐色脂肪細胞 / 運動 / 分化 / 白色脂肪細胞 / トレーニング / ブライト脂肪細胞 / 運動トレーニング / 細胞分化 / 肥満治療 / UCP-1 / Zic-1遺伝子 / 誘導型褐色脂肪細胞 |
研究成果の概要 |
継続的な身体運動が白色脂肪細胞の褐色脂肪細胞様細胞化(ブライト脂肪細胞化)に及ぼす影響について検討した。10週間のラットの走運動トレーニングは、鼠径皮下部と後腹壁部の白色脂肪細胞のブライト脂肪細胞化を惹起することが観察され、この状況下では、ブライト脂肪細胞のマーカー分子や、転写調節因子であるPRDM16やPPARの発現が顕著に亢進した。一方、鼠径皮下部のブライト脂肪細胞化はアクチビン受容体の変化に呼応することが観察されたが、後腹壁部のそれはBMP7の変化により調節されることが示唆された。継続的な身体運動は、異なる機序を介して両部位のブライト脂肪細胞化を誘導することが明らかになった。
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