研究課題/領域番号 |
24300245
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生活科学一般
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
金澤 等 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (50143128)
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連携研究者 |
高瀬 つぎ子 福島大学, 環境放射能研究所, 特任准教授 (10466641)
大波 哲雄 福島大学, 共生システム理工学類, 客員教授 (70137008)
倉本 憲幸 山形大学, 理工学研究科, 教授 (20153372)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
20,020千円 (直接経費: 15,400千円、間接経費: 4,620千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2012年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
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キーワード | 繊維 / 吸着 / アンモニア / 放射性セシウム / 空気清浄機 / フィルター / 不織布 / 水溶性 / アクリル酸グラフト化繊維 / ゼオライト / プルシアンブルー / モルデナイト / ポリフェノー |
研究成果の概要 |
繊維の改質による環境浄化材料の設計をめざした。それは廃棄繊維の有効利用にもなる。陰イオン性グラフト化繊維で、水中または空気中のアンモニアを捕捉できた。非イオン性有機化合物はレーヨンで捕捉できた。セシウムについて考慮した。アクリル酸グラフトレーヨンで、塩化セシウム溶液のセシウムカチオンをゼオライトよりも効果的に捕捉できた。しかし、他のイオンの共存下ではセシウムがグラフト化レーヨンに優先的には吸着しないことがわかった。放射性セシウムは土壌に強く吸着し、水にはほぼ溶けないことがわかった。室内の粉塵から放射性セシウムが数千~15000Bq/kg程度検出された。空気清浄機による粉塵の捕捉が重要と考えた。
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