研究課題/領域番号 |
24300305
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
宮腰 哲雄 明治大学, 理工学部, 教授 (00062018)
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研究分担者 |
本多 貴之 明治大学, 理工学部, 講師 (40409462)
吉田 邦夫 東京大学, 総合研究博物館, 研究員 (10272527)
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連携研究者 |
中井 俊一 東京大学, 地震研究所, 教授 (50188869)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
2014年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2013年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2012年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | 琉球漆器 / 漆 / 漆液 / ウルシオール / ラッコール / 熱分解ーGC/MS分析 / スロロンチウム同位体分析 / 漆の産地同定 / ストロンチウム同位体比分析 / Sr同位体比分析 / アンナン漆 / クロスセクション / 漆の材料分析 / 熱分解-ガスクロマトグラフィー/質量分析法 / Sr同位体比分析法 / 産地同定 / 漆文化 / Rhus verniciflua / Rhus succedanea / 漆の科学分析 |
研究成果の概要 |
歴史的な琉球漆器を科学分析したところ、日本や中国に生育するウルシの木の樹液やベトナムに生育するハゼノキ の樹液が利用され、これらはぞれぞれ単独に、あるいは混合して使われていた。琉球漆器からウルシオールが検出されたものは漆膜中のSr同位体比を分析したところ中国産の漆であることが分かった。また漆器の木質材料を分析したところ多くは中国産の杉「コウヨウザン」であることが分かった。このことから琉球の漆器作りは中国や東南アジアとの交流や交易の中で行なわれていたと考える。さらに琉球漆器の制作年代や加飾法の違いなどと漆の原材料の入手の関連を研究することが重要になってきた。
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