研究課題/領域番号 |
24310004
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
廣田 充 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (90391151)
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研究分担者 |
井田 秀行 信州大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (70324217)
飯村 康夫 滋賀県立大学, 環境科学部, 助教 (80599093)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2012年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
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キーワード | 炭素循環 / 成熟林 / 土壌呼吸 / 時空間変動 / ギャップ・モザイク構造 / 森林生態系 / 土壌有機物 / 環境動態 |
研究成果の概要 |
生態系としてのCO2吸収能力の有無が注目されている成熟林の炭素吸収能力を再評価するために、典型的な冷温帯ブナ成熟林(カヤノ平ブナ林、長野県)において土壌呼吸、土壌炭素蓄積、および樹木成長量等の炭素循環に関する主要な項目の広域多点調査を行った。その結果、成熟林内ではこれらの主要項目が場所によって大きく異なり、それらの大小は成熟林に特有の植生構造(林冠が開けていて幼樹等が多い場所、巨大な老齢樹がいて林冠が閉じている場所がモザイク状に分布する構造)の影響を受けていることを明らかにした。このことから、植生構造によって成熟林のCO2吸収能力が大きく変わりうることを示唆した。
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